デイケアに通うていた頃。
本をよく読んでいたのである。ジャンルは様々。
お金はなかったので、もっぱら借りて読んでいたのであるが。それでも、どうしてもという本に出会い、その時は手にいれていたのである。
だからか。
懐から女の人が旅立つと、背徳感があろ←え。
女の人がいるなら、服を買えるであろうと言う突っ込みは聞こえぬ。
仕事がありお給料があるって嬉しすぎる。お仕事は読書との同義語であるな。
閑話休題。
本友達がデイケアにはいたであろ。めったに会えぬレアキャラであったが。
本の好みは違うたが、あれこれ語り合ったものである。そのなかで『自分の本』の話になったのである。
中古でもいいが、新品の本が自分に馴染んでいく様が楽しいと。
本も読みこむと、手あかで汚れてくるし、紙も自分の読む癖でよれてこよ。その変化を感じてくると愛情も深くなっていく。
同感とくつりと笑ったのである。
(ゝω・´★)