押入の箱は。いつもは開いてはため息をつくだけで、手をつけてなかったのである。
思い出があって捨てられぬモノ。いつかやろう趣味の道具。小説仲間と作ったコピー本。
中身を出して確認して。今はまだ手放せぬと、箱に詰めてフタを閉めたのである。
25年前に。
グランドホテルで『ミステリーナイト』なるものが開催されて。何度か参加してきたのである。
働いてるとは言え、福沢諭吉さんがとんでいくのは大きかったが。それに見合うだけの楽しさあり。
チラシと探偵手帳、推理のヒントのメモなんかを大事にとっていて。今回眺めて手放した。
SF好きさんの集まる催しのチラシもあったのである。
これも宿に泊まり一晩イベントが開催されて。独特の世界で楽しかった覚えがある。
思いきってビリビリとした。
この頃バイトの最低賃金は500円であったよなぁと。感傷に浸りながら、ビリビリと。
午前中で終わらせた。だらだらとしても疲れちゃうであろ。今日はここまで。
午後から何をしようかな。
明日の予定もあいてしまった。何をしようかな。
( *・ω・)ノポイポーイ