*休日のぬくまる*

ʕ•ᴥ•ʔ{ハッチャキコク〕名前の中にくまが住んでいる北海道の熊。

はりーに恋していた気持ち。

 
十年くらい前のちょうど今頃。


はりーに恋して浮かれポンチであった。毎日がうきうきして、きらきらしていたのである。


はりーと出会ったことで、世界は確実に変わったのである。


良くも悪くも。


あんなに好きであったのに、ずっと後ろめたい気持ちでつきあっていたのは、何でであろうな。


つきあってることを友だちにも言えぬのって、何でであろうな。


はりーのことを素敵な人と思う反面、つきあっていくうちに知っていく人となりに、おかしいぞと思うことが積み重なっていったのである。


私は沢山のことが欠けておろ。それでもつきあってくれるはりーに対して申し訳ないと思いながら、はりーの何でもない言葉の端々に棘を感じたことにふがいないとも思うてた。


それでも気づかぬふりして今まできてしまったのである。


はりーも、私のことをもういいと思うてるのかのう?


久し振りに来たLINEは、あたりさわりのないことで。はりーの今の状態を知らせてくれるものではなかったのである。


はりー……。



!!(゜ロ゜ノ)ノ